【NHL】スタンレーカップ・ファイナル

アイスホッケーNHLのプレーオフスタンレーカップ」は、ファイナルのGAME 5。1勝3敗と背水の陣となったサンノゼ・シャークスピッツバーグ・ペンギンズを振り切って2勝目を挙げ、地元でのGAME 6に望みをつないだ。キングス、プレデターズ、ブルースを破ってファイナルに上り詰めたシャークスだが、これまではペンギンズの攻撃力の前に苦戦を強いられていた。

残念ながら今年度はJスカイスポーツでの中継がないので、速報と動画くらいしか情報がないのだが、今日の試合は1ピリから激しい点の取り合いとなる展開の中、シャークスが逃げ切った。シャークスの攻撃陣は36歳のマーロウとソーントンの両ベテランが引っ張っているだけに、序盤でリードできたのは幸いだった。1G2Aを挙げたクチュアの貢献が大きかったと言えるだろう。最後の最後に、追加点をエンプティネットに突き刺したのも良かった。

とにかく「ショットを打たねば何も起きないし、打てば何かが起こる」ということがよくわかる展開だった。シャークスのゴーリー・ジョーンズのスーパーセーブがなければ、スタンレーカップはペンギンズの手に渡っていたはずだ。地元に戻ってシャークス・テリトリーで盛り上がるファンとともに、もう一度ピッツバーグに戻る道を切り開こう。