【国立西洋美術館】フェルメールが常設に

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僕もつい最近まで知らなかったのですが、フェルメール作とされる「聖プラクセディス」が3月から上野の国立西洋美術館で常設展示されています。もともと、バーバラ・ピアセッカ・ジョンソン財団が保有していたものがオークションに出品され、日本人が落札して西美に寄託したということのようです。

常設展示だけあってまったく混んでおらず、こんな名画を独り占めできました。国内でこんな機会を得られるのは、まったく幸せなことです。ただ、フェルメール作かどうかは論争があります。それでも光の捉え方やテキスタイルの質感にはフェルメールに通じるものがあったし、たとえ誰の作品であっても鑑賞して満足できるのだから、それでいいと思っています。

ただ、残念なのは展示の環境。窓越しの外光が当たってしまい、角度によってはとても気になってしまうのです。せっかくの名画なのですから、もう少し配慮が欲しいと思います。

http://www.nmwa.go.jp/jp/information/whats-new.html#news20150313