#絵画

【国立西洋美術館】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

国立西洋美術館のロンドン・ナショナル・ギャラリー展は、コロナウイルスの影響で会期を変更しての開催。点数は思ったほど多くはないものの、名作を中心にバランスよく展示されていて見応えは十分だ。完全にではないが、概ね時代を追っての展示となっている…

【ストリートアート】町田・武相庵

町田駅近くにあるカフェ&ホステルの武相庵の壁面には、Kensuke Takahashiによるミューラルがあります。郊外のストリートアート情報はあまりないのですが、たまたまインスタで発見したので、仕事のついでに立ち寄ってみました。鮮やかなイラストタッチのミュ…

【森山大道展】Street

渋谷の街角を埋め尽くした写真家・森山大道の作品。これらはSHIBUYA 森山大道 NEXT GENという展覧会のストリート編で、東急の渋谷の街中の広告スペースを活用するプロジェクトでおなじみの場所に、森山大道の写真が展示されているものです。クールな写真作品…

【ペロタン東京】ジョシュ・スパーリング

六本木ヒルズの裏にあるギャラリー「Perrotin Tokyo」で開催されているJosh Sperlingの展覧会「SUMMERTIME」。カラフルな厚みのある3次元の線で描かれた作品はクールでスタイリッシュです。作品の数は多くありませんが、気軽に楽しめるのもいいですよ。

【ミューラル】HITOTZUKI@中目黒

目黒川から山手通りを渡った中目黒4丁目にある、HITOTZUKIの描いたミューラルです。HITOTZUKIのシンボルともいえる青い花柄のような意匠が、街角の風景に自然に溶け込んでいます。

【中野ブロードウェイ】村上隆×ビリーアイリッシュ

中野ブロードウェイ2階のAnimanga Zingaroでは、シンガーソングライターのビリーアイリッシュと村上隆のコラボレーションによる展覧会を見ることができます。ビリーはLA在住の17歳で、ビデオクリップの制作に村上隆が絡んだことから、今回のコラボレーション…

【東京オペラシティ・アートギャラリー】ジュリアン・オピー

東京オペラシティ・アートギャラリーのジュリアン・オピー展は、スペースを贅沢に使ってゆったりとオピーの世界観を堪能させてくれる展覧会です。映像や立体も交え、ミニマルアートの妙が堪能できます。人物を描くラインはシンプルですが、巧みにそれの人物…

【東京ステーションギャラリー】メスキータ展

東京ステーションギャラリーで開幕したこの展覧会においては、メスキータがエッシャーの師であることを打ち出しています。メスキータが騙し絵を描いたわけではないのですが、「絵画表現で何ができるか」というチャレンジをしていたように見える彼の作品から…

【代々木公園】ミューラルの壁

いつも朝の出勤時によく通りかかっているはずなのに、こんなところにミューラル作品があることは意識していませんでした。イベント広場の中央部にある橋脚の壁にあるこの作品は、ユキンコアキラによる「人の心と心を結ぶヨヨコー」。シンプルな描写が印象的…

【モエレ沼公園】イサム・ノグチのデザイン

社員旅行2日目は札幌フリーコース。彫刻家のイサム・ノグチが晩年にデザインしたアートパークで、ゴミ捨て場だった札幌郊外の土地を再生するプロジェクトです。イサム・ノグチ・ギャラリーが併設されていますが、彼の彫刻作品は少なく、建築を楽しむのがメイ…

【ストリートアート】中目黒・駒沢通り

中目黒駅から恵比寿方面に向かう駒沢通りの壁面、東横線からも見えるところに描かれたストリートアート。もともと無秩序な落書きがあったところに、「なかめエンノシターズ」というNPO団体が公式なミューラルとして描いたものです。落書きを消すゴーストバス…

【Jinkinoko Gallery】Paola Delfin展

代官山のJinkinoko GalleryでPaola Delfinのアートを堪能しました。Paolaはメキシコの女性アーティストで、6/16までの日程でARCANUMというタイトルで開催されている個展は、メキシコ大使館の後援を受けています。 ARCANUMとは「秘密の奥義」という意味ですが…

【GREENROOM】アートエリア

グリーンルームフェスティバルはオーガニック系を中心とした音楽フェスですが、アートや飲酒なども充実しています。土曜日に立ち寄りましたが、フリーで聴けるライブは時間画会わず、飲酒も激混みということで、アートだけを楽しむことに。 画像は花井祐介の…

【横浜美術館】Meet the Collection

横浜美術館の「Meet the Collection」は、淺井裕介が「いのちの木」として装飾した展示室にマックス・エルンストらの作品が並んでいるのが圧巻です。日本の美術館はアカデミックな見せ方が多い中、このようにチャレンジングでクリエイティブな空間を作ってく…

【ギャラリーKIDOプレス】束芋・Ghost Running

末広町のアーツ千代田3331にあるギャラリーKIDOプレスで開催されている束芋の個展「Ghost Running」。狭いスペースですが、束芋の独特の画風に浸れます。内蔵がずり落ちたような造形の描写は、ちょっとホラーな感じもしますが、色彩は美しいのでアーティステ…

【Gyre Gallery】デヴィッド・リンチ展

原宿のGyre Galleryで開催中の、デヴィッド・リンチの展覧会「精神的辺境の帝国」。リンチらしいシュールでシニカルな作品で、点数は少ないけれど見応えは十分あります。未公開短編映像もあるのですが、席数が少ないのでタイミング次第になってしまうのが残…

【国立新美術館】ウィーン・モダン展

ウィーン・モダン展は、クリムトと世紀末のプロローグとエピローグを博物的なアプローチで見せてくれる展覧会です。とてもシンプルなウィーンのモダニズムが、産業化や万博などを経て移ろう流れがよくわかる展示。クリムト作品の点数は少ないけれど、エゴン…

【草間彌生美術館】時間指定予約制の効用

時間指定予約制の草間彌生美術館を、ようやく訪れることができました。作品の点数は物足りないものの、草間の創作に向けた激しいパッションを感じられ、彼女の世界観を俯瞰することができました。 狭いスペースながら時間指定の効果は絶大で、完璧ともいえる…

【藝大美術館】東京インディペンデント展

東京藝大にある大学美術館の陳列館で開催されている「東京インディペンデント展」は、有名アーティストからアマチュアまで幅広い作品が所狭しと積み上げられている独特な展覧会です。ひとつひとつの作品をゆっくり味わうのではなく、作品と作品が視界の中で…

【国立新美術館】ガラスの茶室

吉岡徳仁のデザインによるガラスの茶室が、国立新美術館のエントランス前に展示されています。曇り空ながら初夏の日射しにガラスがキラキラ光り、ツツジの紅と相俟ってとてもきれいです。ここでお茶をいただいたら、不思議な気分になりそうです。

【渋谷西武】ヨシダナギ展

渋谷西武A館7階で開催されている写真家ヨシダナギの展覧会は、作品数は多くないものの、独特の世界観を堪能できます。世界各地の少数民族が、伝統的な衣装やボディペインティングで誇らしげに写っている姿からは、民族のアイデンティティやプライドが伝わっ…

【阿佐ヶ谷VOID】むこうみずな夜

阿佐ヶ谷のギャラリー「VOID」で開催されているakira muraccoの個展「むこうみずな夜」を訪れました。以前、神山町のコーヒースタンド「The Latte Tokyo」のパッケージに使われていた際に知って、Instagramをフォローしていたのですが、キュビズムを思わせる…

【美術愛住館】ワイエス展

四谷三丁目の美術愛住館で開催されているアンドリュー・ワイエス展は、習作が多く小さな規模の展覧会だが、ワイエスをの世界観を十分に味わうことができる。ワイエスの描く風景は寂れた地方の静かな時間。何よりも、まさにそこに風が吹いているように感じら…

【shun sudo個展】Solitude

渋谷西武B館8階のギャラリー「オルタナティブ・スペース」で開催されているshun sudoの個展「Solitude」。shun sudoは鮮やかな色彩でポップな画風の作品から水墨画風の渋いものまで幅広いアプローチを持った画家で、ニューヨークやマイアミでも好評を博して…

【藝大陳列館】Count the Waves

上野公園の東京藝術大学陳列館で開催されている「Count the Waves 見えないものをつなぐ」は、藝大の5人の修士学生がキュレーターを務める展覧会です。入場無料で静止画撮影はOKです。 僕の好きなミューラリストLYの作品に惹かれて訪れたのですが、静かで統…

【三菱一号館美術館】ラファエル前派の軌跡展

三菱一号館美術館のラファエル前派展。ラファエル前派の作品は静止画ではあるけれど、感情やバックグラウンドを描くことで、単なるスナップショットに止まらない凝縮されたストーリーを提示します。ただ、ロセッティの作品は顔のパーツなどのバランスが悪く…

【上海旅行記】MOCA Shanghai

MOCA Shanghaiこと上海当代美術館は、国営の現代美術館。展覧会の出展作品に対する検閲が厳しいと聞いていましたが、上の画像のようなポップなものもあれば、下の画像のようなシニカルなものもあり、幅広さを感じました。 上の画像はフランスのミューラルア…

【ミューラル】天王洲アートフェスティバル

天王洲アイルのボンドストリートを中心にして開催されている「天王洲アートフェスティバル」は、持ち主の許可の下に描くウォールアート、つまりミューラルのフェスティバルです。ライブペインティングも実施していて、この日はちょうどaryz(アリス)が「The S…

【上海旅行記】莫干山路のグラフィティ

上海駅の南西には、ギャラリーやカフェが並ぶM50という施設があります。時間が合わず、営業時間内に訪れるとこができなかったのですが、近くの莫干山路(モーガンシャンルー)にはグラフィティアートが連なっています。重なり合うようにお互いが自己主張して…

【上海旅行記】上海ビエンナーレ

今回の弾丸上海で一番の目的は、この上海ビエンナーレでした。きっかけは、「美術手帖」の上海現代アート特集を読んだことで、伝統的ではない部分に興味を持ったんです。もうすぐ会期が終了してしまうので、すべりこみセーフ。映像とインスタレーション中心…