【Ne-Yo】Non-fiction

2013年に参戦した春フェス「Springroove」はNe-Yo、ZEDD、Wil.i.amらの出演で満足度が高かったのに、昨年は開催されず。今年も「PUNK SPRING」が早々に発表されたのに「Springroove」の情報はなく、あきらめていました。ところが、最近になってNe-Yoとピットブルを迎えて開催されるという記事を見つけて、思わずチケットを確保しました。

それで、Ne-Yoを予習すべく、新譜「Non-fiction」をiTunesで購入して聴いてみたのですが、ちょっと物足りない印象です。僕がNe-Yoを好きなのは、キャッチーでダンサブルな曲調。それなのに、このアルバムはリズムとビートには魅力があるものの、メロディは単調です。要はアレンジで聴かせているだけなので、楽曲としての出来は今一つなのです。

売れてきたミュージシャンが、アレンジに走ってしまうケースはよく見られます。優れた楽曲を継続して書き続けるのは難しいのでしょうが、安易にアルバムを出してツアーというパターンを繰り返していると、自らのキャリアを縮めかねないと思います。そうは言ってもNe-Yoの本領はライブなので、ステージを観てから判断することにしましょう!