【ニューヨーク旅行記】ホイットニー美術館

今回の旅行では、到着日を含めて3日間にそれぞれひとつ美術館を訪れようと思っていました。初日がグッゲンハイム、2日目がMoMAときて、3日目の候補にはノイエ・ギャラリーやクロイスターズ、さらには一度訪れたことのあるメトロポリタン美術館も考えたのですが、一番アメリカらしいアートを見ようとホイットニー美術館に決めました。

ホイットニー美術館は、まさに「コンテンポラリー」といえる現代アメリカンアートの美術館で、ジョージア・オキーフジャスパー・ジョーンズエドワード・ホッパーらの作品が見ものです。ただ、あまりにもマニアックすぎる作品も多いので、刺激を受けるにはよいものの、ゆったりとアートに浸るという感覚ではないかもしれません。今回、一番印象に残っているのはオキーフの「白いアメリカンシャクナゲ」で、独特の世界観が心地よかったです。

映像の展示もあり、水族館のようなところで記録された音と映像を上映していましたが、見ていたのは僕ともうひとりだけでした。この美術館はなぜか係員の数がやたら多く、人件費のかけすぎではないかという気すらしました。映像展示でも、係員が暇そうに入場者をカウントしていましたよ。それほど展示は多くないので、これなら他の美術館とハシゴしても疲れずに済みそう。この近辺はミュージアム・マイルと呼ばれる美術館の密集地帯なので、それもまた楽しいかもしれませんね。

http://whitney.org/