【全豪テニス】日本勢6人初戦突破

昨日から始まったテニスのオーストラリアン・オープンは、日本勢が好調です。昨日は錦織圭土居美咲に続いて伊藤竜馬も地元のミルマン相手に2-0から足がけいれんして追いつかれながらもファイナルセットで振り切って勝利。そして今日も、素晴らしい内容と結果のゲームが続きました。

まずは42歳のクルム伊達公子が、第12シードのペトロワと対戦。コースを打ち分ける技術といい感じに力の抜けたショットが功を奏して、おもしろいようにポイントを重ねます。戦前は悪いドローを引いたと思われていた伊達ですが、終わってみれば6-2、6-0での快勝です。決して悪い出来ではないにもかかわらず、終盤は何をやってもうまくいかないペトロワがかわいそうなほどでした。

続いて添田豪が、地元オーストラリアのジュニアチャンピオン、サビルに1セットダウンから粘って逆転勝利を収めます。日本勢5人の勝利でプレッシャーがかかった最後に登場した森田あゆみも、この勢いに乗ってランキング上位のタチシビリに快勝です。とにかく伊藤と伊達の試合は見応えがあり、勝利への執念には感動させられました。明日の3日目も錦織、伊藤、土居が登場しますが、伊藤はバグダティス、土居はシャラポワと明らかな格上が相手。臆せず、自分のテニスを見せて欲しいですね。