【アニラオダイビング】ダリラウトでレックダイブ

フィリピン・アニラオでのダイビング2本目は、マリカバン島の入り江にある「ダリラウト」へ。ここはかつて水上レストランだった建物が水中に沈めてあり、漁礁となっているポイントです。透明度は落ちましたが、見るものは多く飽きません。2本目にしては深いので、減圧が出ないように気をつけました。

#2: ダリラウト / 水温31℃ 透明度10m 最大深度27.3m 潜水時間54分

今回使ったショップ「パシフィックブルー」では、免責同意書に好きなダイビングを申告できるようになっていたので、僕は迷わず「ハゼ好き」にマルをつけていました。ハタタテ、スジクロユリ、アケボノはすでに見ましたが、このポイントではニチリンダテハゼにご対面です。

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残念ながら、特徴である太陽のような形の背びれがうまく写っていませんね。そしてここでもクダゴンベが登場し、さらに漁礁に群れるナンヨウツバメウオやキンセンフエダイ、各種ウミウシなどが楽しませてくれます。ガイドが小さいものを必死に探しているので、減圧が出そうだった僕は気になって浮き気味の位置取りでした…

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これはシモフリタナバタウオ。穴の奥にいたのをガイドが追い出そうとしているときは、ウツボだと思っていました。「ウツボなんか、そんなにムキになって出さなくても」と思って待っていたら、こんなのが出てきてビックリです。

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そして、安全停止の深度まで達したときに、もうひとつのハイライトが! この画像はニシキテグリ。英語ではMandarin Fishという名前を持つこの魚は、普通は夕方にならないと活動してくれません。ヤップにもいるけど、サンセットダイブじゃないと会えないんですよね。ところがこのポイントでは、昼間からたくさんのニシキテグリが見られます。しかも普通はユビエダサンゴの中に隠れていることが多いのですが、ここではウニの一種ガンガゼのトゲの中にいます。

ニチリンダテハゼに始まってニシキテグリに終わる、豪華で満足の1本でした。この日はもう1本潜ったので、また後日記事をアップします。