【プーケットダイビング】シミラン・デイクルーズ

昨年はシミランをリクエストしたものの、日程の関係でボン島になってしまったので、僕にとってはリベンジでした。今回もお世話になったショップは、マリンクエストダイバーズです。ボートは乗り合いでしたが、マリクエからの10人ほどのゲストに3人のガイドがついてくれるので余裕があります。僕は森さんのチームでした。

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#1: Deep 6 / 水温29℃ 透明度30m 最大深度21.7m 潜水時間45分

ここはシミラン諸島中ほどのパユ島(No.7)の北側にある地形ポイント。岩の切れ目を泳いで抜ける「スイムスルー」があります。魚はチョウチョウウオが各種に、なぜかフグも多かったですね。ガイドがやたらフグを教えてくれるので、終盤は「また?(^^:」って気分でした。元気なサンゴにタカサゴやキンセンフエダイが群れ、なかなかの景観でした。

そして画像は、色鮮やかなユカタハタ。ふてぶてしい表情をしていますが、悠然とたたずんでいるので被写体としては撮りやすいのです。

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#2: East of Eden / 水温29℃ 透明度30m 最大深度15.5m 潜水時間48分

2本目は「エデンの東」と名づけられたパユ島の南側にあるポイントへ。ここは、エレファントヘッドロックと並んでシミランでは有名なポイントです。エントリーしてすぐに現れたキンギョハナダイの群れが綺麗でした。ジョーフィッシュやアオウミガメにも会え、小物から大物まで楽しめました。

画像は不思議なランデブー。なぜかハコフグの頭上に寄り添うようにアオヤガラが泳いでいます。まるでちょんまげをのっけた武士のようで、見ていておかしかったです。欧米人が大好きなウツボも、シミランのものは体が大きいですね。

#3: Breakfast Bend / 水温29℃ 透明度30m 最大深度22.5m 潜水時間42分

昼食を挟んで3本目。少し天気が回復して晴れ間も見えてきました。エントリーしてすぐ、ちょっと遠かったけど、ナポレオンフィッシュが登場しました。ここでのハイライトは、カスミアジの捕食。スカシテンジクダイの群れを追い回す、カスミアジの群れの速い動きがダイナミックでした。他にはチンアナゴのコロニーがあったり、オーロラパートナーゴビーがテッポウエビと共生していたりと、見どころは満載です。

安全停止を終えて浮上すると、小雨が降っていました。ドリフトダイブなので、浮上した後にオレンジ色のセーフティフロートを振ってボートに迎えに来てもらうのですが、なかなか気づいてもらえずかなり体力を消耗しました。僕は終盤、足がつっていたので、ちょっと厳しかった…

ダイビング後はスピードボートに乗り換えてタプラム港まで1時間半、そして車で途中から渋滞の道を合計1時間半。ホテルに帰ってきたのは、もう夜8時を回っていました。一日がかりだけど、それだけの充実感はありましたよ!