【グリーンデイ】21世紀のブレイクダウン

Green Dayには以前から興味を持っていて、タワーレコードで視聴もしていたのですが、アルバムを購入してみようというところまでいきませんでした。それがグラミー賞の授賞式で「21 Guns」を聴き、さらにはスカパーのAXNでもこの曲のクリップを見て、すっかり気に入ってしまいました。そしてiTunesでダウンロードしてみたのが「21 Century Breakdown」でした。

きっかけとなった「21 Guns」のようなメロディアスなバラードもいいけれど、グリーンデイの真骨頂はドライブ感が炸裂したナンバー。特にタイトで重いドラムスと刻み主体のベースラインが、なんとも心地よい統一感をもたらしてくれます。このアルバム自体は組曲のような構成で、かなり多彩です。オルタナというより、かつてのプログレを髣髴とさせる「Know Your Enemy」もあれば、ビートルズのような素朴な印象の「Last Night on Earth」まで、幅広い曲調なのにバラバラにならない個性が効いています。

まだ聞き込んでいないのですが、聞き込むほどにさらに良さが感じられるような気がします。それほどに奥の深さを持ったアルバムなのです。