【男と女の不都合な真実】キャサリン・ハイグルが好演

グレイズ・アナトミー」でイジー役を演じるキャサリン・ハイグル目当てに「男と女の不都合な真実(原題: The Ugly Truth)」をチェックしました。それほど期待が大きくなかったせいか、これが大当たり。久しぶりにロマンティック・コメディで思い切り笑わせてもらいました。

ストーリーは基本下ネタなのですが、どぎつくなく、キャサリンがクールを装いながら実に小気味良く演じているので印象は悪くありません。ジェラルド・バトラーも作り方によってはただのエロ男になってしまいそうな役柄ながら、最後の一線の部分は抑えた雰囲気に好感が持てます。展開は読めてしまうのですが、それがまたテンポを引き出して観る者を取り込んでいくのです。

100分足らずの尺の長さも、気軽に観るには妥当ですね。最近は長い映画が多いので、このくらいで終わってくれる作品は貴重だと思います。エンディング曲は僕の世代には懐かしいDead or Aliveのヒット曲「You Spin Me Round」のカバーで、Flo Ridaの「Right Round」。昔、元歌で踊ったことを思い出してしまいました。

http://bd-dvd.sonypictures.jp/theuglytruth/