【人事の話】就活の熱意

今年就活している学生は、昨年に比べて積極的に企業にアピールしてくる傾向があります。それはもちろん、就職戦線が厳しいからなのでしょうね。エントリーシートにしても、ビジュアルに訴えようと自分のスキルを駆使した「作品」に仕上げてくれます。その中に志望する企業のビジョンや理念を交えてくれるのは、人事担当者にとってうれしい場合もありますが、あまりにも安易で表面的な理解でしかない場合にはかえって逆効果です。

メールや電話での問い合わせ件数も急増しています。知りたいことがあるのは当然だけど、「グループワークの課題を教えて欲しい」と言われても、教えられるはずがありません。人事は「公平性」を保たなければいけないので、「自分だけ特別扱いして欲しい」というニュアンスの問い合わせは、悪い意味で印象に残ってしまうのです。

そして、もっと根本的なことができていない学生もいます。「会社説明会いつ開催されますか?」なんてメールが携帯のアドレスから名前も名乗らずに来るんですよ(-_-;) 正直言って、もうガックリきてしまいます…