有明テニスの森で開催される楽天ジャパンオープンは、月曜日からの本選はチケットがほぼ完売に近いそうですが、今日の予選第1ラウンドは無料の上に余裕がありました。
まずはニコラ・マユ（画像）とチェン・ティーの試合から。3番コートの試合でしたが、反対側にある4番コートではドナルド・ヤングとプラジズニーが対戦しており、どちらも本選でもおかしくない充実したカードですね。マユが第1セットを先取した後、せっかくセットオールにしたチェンが長いバスルームブレイクを取って流れを手放してしまい、ファイナルセットは0-6のベーグルで敗れました。やはりスポーツにおいて、流れは大切ですね。
続いては、同じフランスのエルベールが江原弘泰と対戦。第1セットはエルベールがあっさり取ったものの、第2セットからサーブが乱れた上にネットプレーをことごとくミスし、江原が取り返します。ファイナルセットは競り合いに。アンフォーストエラーが少なく勝負どころで良いショットを繰り出す江原に対し、ダブルフォルト連発のエルベールはチェアアンパイアの判定に噛みついたり、自分のミスに吠えたりと不安定。それでも最後は6-5からのリターンゲームをブレイクしたて勝ったエルベールは、コートに大の字になって疲れ切った表情でした。
