【スーパーボウル】イーライ・マニング大活躍

今週のアメリカは大忙しですね。今日(現地日曜日)はスーパーボウル・サンデーで、火曜日には大統領選の動向を大きく左右するスーパー・テューズデーが控えていますから。今年のスーパーボウルニューヨーク・ジャイアンツニューイングランド・ペイトリオッツの対戦。小刻みにヤードを稼いで前進するジャイアンツと地力で受けて立つペイトリオッツは、日本で言ったらラグビー慶應と明治の対戦のようなものでしょうか。

序盤からQBがあまり目立たない展開で、イーライ・マニングもブレイディもサックを食らうシーンが目につき、ディフェンスの良さの方が際立っていました。ジャイアンツがFGで先制したものの、1Q終盤の反則から2Q早々にペイトリオッツが逆転。しかし、攻撃している時間は圧倒的にジャイアンツが長く、ディフェンス陣も徐々に乗ってきます。

そして4Qの序盤、ついにジャイアンツはイーライがTDパスを決めて逆転します。落ち着いて見極め、フェイクを入れてのパスでした。このまま時間が経過するかという雰囲気も漂いはじめた残り3分を切ったところで、今日は地道にパスキャッチを決めていたモスのタッチダウンペイトリオッツが再びリードを奪います。しかし残り1分で、サックされたように見えたイーライが抜け出してパスを通し、タッチライン際にパスを出して時計を止め、そして残り35秒で逆転のタッチダウンとイーライが大活躍しての劇的な幕切れでした。終盤はシーソーゲームで盛り上がり、見応え十分でした。

ちなみに今年のハーフタイムショーに出演した「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」は、僕から見たらイマイチでした。スーパーボウルのゲストは渋めなことは多いですが、去年のプリンスと比べても地味でしたね。