【スーパーボウル】ペイトリオッツ大逆転勝利

第51回スーパーボウルは、史上初のオーバータイムに突入したが、序盤の展開を見る限りファルコンズの圧勝に思えた。ファルコンズのオフェンスもディフェンスもおもしろいようにハマる一方、ペイトリオッツのQBブレイディは立て続けにサックをくらって茫然とした表情を浮かべる場面まであった。

何かのきっかけで急に流れが変わったという印象もないのだが、ブレイディが明らかにゾーンに入り込んで行った。オーバータイムに突入したのも、4Q残り6分のタッチダウンの後に2ポイントコンバージョンを決めて8点差としたことが大きいが、そもそも3Qのコンバージョンを決めていれば違う展開になっていたはずだ。そして、ペイトリオッツはブレイディのパスが信じられない精度で決まり続け、残り1分についにタッチダウンで2点差とすると、またしても2ポイントコンバージョンでオーバータイムに持ち込んだ。

そして最初のリターンで、アメンドーラやエデルマンを効果的に使ったブレイディがチャンスを作り、最後はホワイトが劇的なタッチダウンペイトリオッツが激戦を制した。

ハーフタイムショーは、レディー・ガガ。ドームの屋上から徐々に降りてくる登場で「God Bless America」を歌うと、「Poker Face」や「Born This Way」、「Bad Romance」といったヒット曲中心のセットリストで会場を盛り上げた。