【スーパーボウル】イーグルス―チーフス

今年のスーパーボウルは、フィラデルフィア・イーグルスが多彩な攻撃で主導権を握って始まった。パスもランも自由自在に決まる印象があったが、カンザスシティ・チーフスも大きなリードは許さない。序盤の圧巻は、QBハーツからの45ヤードのタッチダウンパスがブラウンに渡ったシーン。滞空時間の長いパスに、ギアチェンジして追いついたブラウンのランも素晴らしかったが、狙い澄ましたハーツの正確さは絶妙だ。

4Q残り12分でチーフスが、QBマホームズのパスから試合をひっくり返す。さらには、またしてもマホームズがムーアに通して8点差になり、タッチダウンと通常のコンバージョンでは追いつけない。しかし、残り5分でチーフスがタッチダウンを決めた上に、2ポイントコンバージョンまで成功させてしまい、土壇場で同点に追いついた。最後は残り8秒でのFG成功で、チーフスが劇的な逆転勝利を飾った。

ハーフタイムショーは、妊娠中のリアーナ。吊り物の仕掛けを使った立体的なショーが印象的だった。セットリストとしても、僕が一番好きな曲「We Found Love」を聴くことができたので満足だ。ちなみにDAZNではハーフタイムショーをカットされてしまうので、YouTubeで見るしかない。