【bjリーグ】東京アパッチ・日本人が貢献

東京アパッチの2008年ホームゲーム初戦は、富山グラウジーズを迎えての一戦。1Qは両チームともディフェンスの意識が高く、ロースコアで立ち上がります。その1Qを1点ビハインドで終えたものの、その後2Q・3Qとリードを広げますが、4Qで一気にその差を3点まで詰められてしまいます。ここでアパッチを救ったのは、富山・福島ヘッドコーチが取られたテクニカルファウルでした。

今日のアパッチはスターターに信平を起用し、その信平が4得点・5リバウンド。そしてMVPは間違いなく、ここぞというところで16得点を挙げた仲西翔自でしょう。アウトサイドが機能しないアパッチにとって、信平・仲西・城宝が欲しいところで点を取り、またディフェンスで貢献したことが勝利につながったと思います。青木康平以外は外国人頼りの色合いが濃いアパッチにおいては、これは明るい希望と言ってよいでしょう。

そして、今日一番のサプライズは、ジョー・ブライアントが早めにタイムアウトを取ったことでしょう。普段はなかなかタイムアウトを取らずに流れがどんどん悪くなる場面が目立つのですが、今日はいいところで手を打っていました。終わってみれば、仲摩以外の選手を満遍なく使って87-78での勝利なので、その意味は大きかった。これでこの試合を落としていたら、ジョーの起用法が批判を集めていたでしょうから…