【bjリーグ】東京アパッチ・埼玉に快勝

いよいよ、bjリーグ東京アパッチも開幕を迎えました。ホーム・有明コロシアム埼玉ブロンコスを迎えての一戦です。昨年最下位に沈んだアパッチだけど、今季は新潟からニック・デービス、大阪から城宝というトップクラスの選手を補強しただけに、期待していました。試合開始早々、まずは新戦力の岩佐のアシストで城宝が3Pを決め、ニックがリバウンドを取りまくって波に乗ります。

攻めては、昨年までの得点源だったヘリコの強引なショットや青木康平の3Pに頼らなくても、おもしろいように得点が入ります。トレボーン・ブライアントや李も、存在感のあるプレーを見せてくれ、層の厚さも感じました。守備でも、ローポストでのディフェンスが数段堅くなっていますね。4Qラスト2分で、それまで出番のなかった仲西、信平、仲摩が登場。アピールしようという意識が高く、チーム内での競争がいい意味で表に出ていて、昨年までの仲良しクラブ的な雰囲気は一掃されました。

終わってみればニック・デービスは25得点・15リバウンドのダブルダブル。ヘリコが10点、康平が6点でも快勝してしまうなんて、昨季のことを考えると夢のような展開です。ブロンコスを65点に抑えたディフェンスも、高く評価できますね。ただ、試合展開が楽勝だったので緊迫感を欠いてしまい、MC Umeにとっては盛り上げるのが難しかったでしょうね。

今日はティップオフ前に東尾社長のあいさつや、遊びに(?)来ていた西武ライオンズの西口投手の紹介があり、開幕に華を添えていました。ただ、フリースローイベントの際に参加者がシューズを拭くためのタオルが用意されていなかったり、試合開始前に電光掲示板が故障したりと不手際も相変わらず。試合終了時に帰宅する観客の導線が確保されていないところは、昨年の反省がまったく見られませんでした。