【スロヴェニア】サイトシーイングが通じない

ヴェネツィアからトリエステ経由で4時間半ほどの鉄道旅行で、スロヴェニアの首都・リュブリヤナへ向かう途中の出来事でした。イタリア・スロヴェニア国境でパスポートコントロールがあったんだ。イタリア出国は問題なく済んで、いよいよスロヴェニアの入国。やってきたのは、いかにも若そうな警察官のような格好の男性でした。彼:「どこへ行くんだ?」 僕:「リュブリヤナです」 彼:「目的は?」 僕:「観光です(Sight-seeing)」

すると、彼は「サイトシーイング? ハァ? なんだそりゃ」とお笑いの「魔邪」のような反応。僕はいろいろと発音を変えてみたりするんだけど、全然通じない。彼はついに英語ですらなくなって、スロヴェニア語で「それは何だ(Kako)?」って、もう激怒してる。僕はようやく「休暇だよ(Vacation)」と説明することで許してもらえた。それでも彼は「ヴァケーション、(都会の)リュブリアナで? フン」と悪態をついて行ってしまった。

あとで気付いたんだけど、結構スロヴェニア人はこの「フン」と「ハン」の中間みたいな言葉をよく使う。「へぇ」「ああ、そう」くらいの意味じゃないかと思うけど、日本人にはちょっとケンカ売られてるみたいな気分になっちゃうよね・・・