【NBA】マブス終戦

大詰めのシーンでGAME5でサスペンションだったスタックハウスが、ブロックシュートに3ポイントと見せ場を作った。劣勢の感は否めなかったが、それでもテリーの狙った3ポイントが決まっていれば延長に持ち込むことはできた。疲労が隠せないノビツキーも、いつものように必死に動いてディフェンスを振り切った。それでも及ばない3点が、そこには歴然としてあったのだ。

残り1秒でリバウンドを抑えたウェイドが勝利を確信してボールを高々と投げ上げたシ-ンは、応援していなかったチームが決めた勝利にも関わらず心が揺れた。このシリーズで最高の貢献を見せたウェイドの手の中に、最後にボールが収まるところが心憎いではないか。

マブスが敗れてしまったことよりも、あともう一試合、第7戦が見られなかったことが本当に残念だ。4ヶ月のオフの後、来季の開幕を楽しみにしよう。