【NHL】おめでとうカロライナ

NHLアイスホッケーのプレーオフ・ファイナルは、3-3のタイで迎えた最終のGAME7をホームのカロライナ・ハリケーンズが快勝して、スタンレーカップを手に入れた。

ウェスタン・カンファレンスの8位にぎりぎりで滑り込んでプレーオフに進出したエドモントン・オイラーズが、絶好調だった守護神のロロソンを負傷で欠きながらも次々に難敵を打ち破って、ついに決勝まで勝ち上がってしまった。オイラーズはFWピサーニが好調を維持している上に、DFのプロンガーとスパチェクも得点にからんでおり、爆発力は感じないものの安定したパフォーマンスを見せていた。

しかし、今日のGAME7では、1ピリ開始早々にあげた先制点をゴーリーのウォードを中心に守り切った。オイラーズは相手ペナルティで2人多い状況を得ながら、ここでフッキングを取られてチャンスの芽を摘んでしまったのが痛かった。しかし、ピサーニが体ごと飛び込んだゴールで1点差に追い上げ、最後はエンプティネットで攻めたオイラーズ。逆襲から3点目を許して敗退してしまったが、その健闘は大いに賞賛したいものだ。

これでアイスホッケーのシーズンも終わり、来季のNHLとアジアリーグの開幕を待つ長いオフが始まった。