ラグビーワールドカップ
FWの強さあってのBKの展開が日本の持ち味だと、グループリーグの4試合を見て感じていた。アイルランドにもスコットランドにもスクラムで負けなかったことが、松島や福岡のトライにつながったのだと。そして今日の準々決勝は、その良さを完膚なきまでに消され…
厳しい展開だった。先制されながらも、まずは左WTB福岡の突破をサポートした右WTB松島のトライで追いつく。松島はFBのようなポジショニングにも見え、トゥポウと入れ替わることで相手を攪乱したのかもしれない。そして、圧巻は次のトライ。いわゆるオフロー…
博多の森で行われているアイルランドとサモアの試合は、現在ハーフタイム。試合の途中ながら、いろいろ気になることがあるので書き記しておきたい。まず、前半のうちにアイルランドのCTBバンディー・アキがレッドカードで退場してしまった。この大会ではシン…
FWの重量差が約30kgあり、体格の良いサモア相手にスクラムは苦労するだろうと思っていた。だからこそ、後半14分に見せてくれたドライビングモールを押し込んでのトライに驚かされた。今大会での活躍が際立っている姫野が押さえたこともうれしかったが、日本…
63-0で圧勝したオールブラックスだったが、カナダとの一番の差はタックルだった。2~3人に止められても振りほどいて前進できるニュージーランドと軽々と体を浮かせられてしまうカナダでは、力の差は歴然だった。カナダはボールを受けてから考えて動き出す…
メンバー発表の時点ではトゥポウがWTBに入ってレメキが控えに回り、福岡は外れていた。ところが実際の試合ではWTBにはレメキが入り福岡が控え、トゥポウは負傷で外れていた。そして、今日の勝負を決めたトライは、その福岡が奪う。FB山中を下げて松島を回し…
80分が経過したことを告げるホーンが鳴り響いて、アメリカが保持していたボールがイングランドに渡る。普通ならタッチに蹴り出してノーサイドという場面なのだが、イングランドは試合を切らなかった。フィジカルを生かして前に前にと進み、止められてもただ…
東京スタジアムで、ラグビーワールドカップのフランス―アルゼンチンを生観戦。前半はフランスがリードして折り返したが、フランスはスクラムが組めず、コラプシングを立て続けにとられていた。それでも、FLオリボンの突進も素晴らしかったが、SHデュポンのス…
いきなりミスからトライを許してどうなることかと思ったが、終わってみれば4トライを挙げて完勝。なかなか良い滑り出しとなったのではないだろうか。3TのWTB松島がマン・オブ・ザ・マッチであることは妥当だが、FWでは姫野、BKではラファエレの活躍が大きか…