【ラグビーワールドカップ】アイルランド―サモア

博多の森で行われているアイルランドサモアの試合は、現在ハーフタイム。試合の途中ながら、いろいろ気になることがあるので書き記しておきたい。まず、前半のうちにアイルランドのCTBバンディー・アキがレッドカードで退場してしまった。この大会ではシンビンや退場がかなり出ているが、ラグビーというスポーツで人数が少なくなると、ゲームの魅力が格段に下がってしまう。バインドせずに当たりに行くタックルや顔面を狙うタックルは確かに危険ではあるが、アイスホッケーのように分単位で段階を切ることはできないのだろうか。

また、博多の森は10/2のアメリカ―フランス戦の後に張り替えたという芝生の養生が不十分で、めくれあがってしまっている。以前サッカーの大分でも芝生の養生に失敗してグラウンドコンディションが悪い状態が続いたシーズンには結果を残せなかったが、これは選手の安全にも影響するので、もう少し慎重に考えて欲しかった。大会中の張り替えは、果たして現実的だったのだろうか。

ラグビー自体の内容でいうと、サモアはパスを下げすぎる。ひとつひとつのパスでゲインラインがどんどん下がってしまい、いくら強いFWが当たりに行ってもトータルでマイナスになってしまっていては意味がない。単にSHの問題ではなく、BK陣の意識の問題のように思える。