【神奈川県立近代美術館葉山】ブルーノ・ムナーリ展

イメージ 1


葉山の神奈川県立近代美術館で、終了間近の「ブルーノ・ムナーリ展」を鑑賞しました。ムナーリの作品は、色と形と配置によって表現されています。つまり、何も描かれていない部分は「そこに何も配置しない」という意思決定の結果であって、単なる空白ではないのです。そこには、明確な意味づけがあります。

これはビジネスにも通じると思います。例えば導入された制度だけに意味があるのではなく、検討し審議して廃案になったものにも、いやかえってそちらの方が大きな意味を持つと言ってよいのではないと思うのです。そんなことを考えながら、ムナーリのモビールが揺れるのを見つめていました。

この美術館は逗子から大渋滞の中をバスで移動することになるので、アクセスは最悪ぇす。それでも、美術館からビーチに通じる遊歩道があり、一色海岸の美しい風景も楽しむことができるのは、大きな魅力ですね。

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h