【ソフィア王妃芸術センター】ゲルニカ鑑賞

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マドリードの美術館と言えば「プラド美術館」が有名ですが、僕が一番見たかったのはピカソの「ゲルニカ」。この作品は、同じマドリードの「国立ソフィア王妃芸術センター」に展示されています。

スペイン内戦時のナチスによるバスクの小都市ゲルニカ空爆をテーマにした作品ですが、日本でも大塚国際美術館に実寸のレプリカがあるようです。この作品を生で見ると、描かれている人物の困惑と怒りがに痛いほどに伝わってきて、僕は体が震えました。フランコナチスへの怒りというよりも、もっと人間の根源に触れるような感情なのだと感じました。

この美術館は思った以上に広く、展示も充実しています。シカゴでも堪能したカルダーのモビールもありましたが、イブ・クラインの青を効果的に使った絵画や立体の作品にも惹かれました。

http://www.museoreinasofia.es/