【ドラマ】モーツァルト・イン・ザ・ジャングル

アマゾンのプライムビデオで配信されていた「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」にシーズン4を見終えました。このシーズンでは日本のエピソードが含まれ、ヘイリーが出場する指揮者コンテストのスポンサーであるフクモトソフトも社長役でマシ・オカが登場します。それ以上に見ものなのは、指揮者コンテストの出場者として登場する加瀬亮に審査員を演じる秋野太作長谷川初範。ほとんど台詞もなく存在感も希薄なところが、かえって面白いです。

オーケストラの演奏シーンも多く含まれますが、学生時代にヴァイオリンを弾いていた僕からすると、キャストの演奏は下手そのもの。弦楽器は音とボウイングは合っていないし、指揮者の棒の振り方もあれではとても楽器が合わせられません、拍の頭がどこにあるかわからないし、どこに向けて準備すればよいのかもはっきりしませんからね。弦楽器に、さすがにビブラートまでかけろとは言いませんが、せめてボウイングくらいは考えて欲しいですね。

シーズン1のころは、毎回名曲がフィーチャーされていて、純粋に音楽だけでも楽しめました。ところが今回のシーズンではモーツァルトの霊(?)が毎回のように出てくるなど、ちょっと路線が変わってしまっています。シーズン5の更新情報はまだのようですが、このままの方向性だとキャンセルになってしまうのかもしれません。