【ラ・フォル・ジュルネ】モーツァルトVnコン&イタリア

イメージ 1

5/4にラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019で、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲5番とメンデルスゾーンのイタリアを聴いてきました。このイベントのよいところは、短いプログラムながら昼の早い時間から音楽を堪能できること。会場の東京国際フォーラム前には飲食ブースも並ぶので、一日滞在しても楽しめます。

モーツァルトは、ソリストが序盤で音圧が低かったり弓を飛ばす部分でテンポがずれたりと硬さを感じましたが、第2楽章からは盛り返してよい演奏でした。指揮者とのアイコンタクトで微笑を漂わせたあたりは、さすがの貫禄ですね。メンデルスゾーンは、オケの肩の力が抜けていて、気軽に楽しめる演奏。休日の昼間には、こういうプログラムが合います。

ただ、気になったのがカデンツァの部分でオーディエンスが必要なさそうな咳払いをすること。それ以外にも、クラシックの「お作法」を意識しない人が多く来場しているため、音楽に没入しようと思うとストレスを感じてしまいます。僕はもう何回も来ているので、期待値を下げて対処していますけどね…