【海外ドラマ】モ-ツァルト・イン・ザ・ジャングル

Amazonプライムで「モーツァルト・イン・・ザ・ジャングル」のシーズン3を見ました。全10話でしたが、オーケストラの演奏シーンがほとんどなく、スピンオフのような展開になっていました。主人公のロドリゴは、ヴェネツィアではオペラの歌姫の復活をサポートし、青少年オケの創設に尽力します。ニューヨーク交響楽団のメンバーはしっかり登場するのですが、演奏よりも群像劇としての捉え方ですね。

そして、このシーズンはロドリゴの「女たらし」ぶりがフィーチャーされています。なぜかトーマス・ペンブリッジの指導を受けて指揮者を務める場面まであるヘイリーも、ロドリゴとの関係が一進一退します。僕はロドリゴの世俗を超越した雰囲気が好きなのですが、このシーズンはちょっと俗っぽすぎるように思います。これからは、そちらの方向にシフトしてしまうのでしょうか…

オケでの演奏は少ないものの、少人数のアンサンブルのような演奏は豊富。大物ゲストも交えて、レアな楽曲を演奏しれくれます。音楽ドラマとしては消化不良な一面もありますが、音楽要素の強いコメディだと思えば十分に楽しめます。