【東京国立博物館】博物館に初もうで

上野の東京国立博物館では、今年も「博物館に初もうで」という新春企画が開催されています。常設展の620円で鑑賞できるのですが、期間限定で銘品が展示されているので必見です。僕は2日の朝に出掛けたのですが、兵馬俑展だけでなくこちらの常設展もチケット購入に長い列ができていたので諦め、今日の夕方に出直しました。それでも、館内は結構混んでいますたよ。

お目当ては長谷川等伯「松林図屏風」、それに葛飾北斎「神奈川沖浪裏」と赤富士を描いた「凱風快晴」です。「神奈川沖浪裏」は小品なのに目の高さの展示。人混みで見にくい上に、最前列でタブレットを構えて撮影されると何も見えなくて苦労しました。作品は雰囲気があって、色彩がとても美しいです。

一方の「松林図屏風」は、そこだけ違う世界観を醸し出していて、モノクロームの静かな世界に吸い込まれそうな魅力がありました。もっと空いている時間帯に、独占して味わいたい作品です。いずれも1/17までの展示なので、あと2週間しかないですよ!