【デビスカップ】カナダ―日本Day1

デビスカップのワールドグループ1回戦、日本とカナダの試合はバンクーバーでDay1を戦った。初戦のシングルスは、ラオニッチと伊藤竜馬。格上のラオニッチに対して、竜馬はもっと攻める意識が必要だったのだが、あの強烈サーブを速いサーフェスに叩きつけられてはモチベーションも削がれるというものだ。

続くシングルスは、錦織圭とポスピシル。地元の声援を受けたポスピシルがしぶといストロ-ク戦で粘り、時にはラオニッチばりの強烈サーブを叩きこむ。それでも錦織はあわてず、コースを打ち分ける冷静なテニスでポスシピルを圧倒した。

これで1-1となったが、明日のダブルスが勝敗を分けそうだ。現時点では内山と添田ネスターとポスピシルに挑むことになっているが、添田に代えて錦織を起用する可能性は高いだろう。ダブルスの勝敗如何によらず、最終日までもつれることは確定しているが、竜馬の出来が悪かっただけに、最終戦添田を起用することも十分考えられる。いずれにしても、日本は錦織次第であることには変わりないだろう。