【バスケ】JBA資格停止問題

最近はあまりバスケの記事を書いていないのに、久しぶりの記事がこのような内容になってしまうのは非常に残念です。すでにマスコミも大々的に取り上げているように、FIBAJBA(日本協会)に対して、国際試合への参加が不可能になる無期限の資格停止を通告しました。

問題は2006年の世界選手権の大赤字に始まり、トップリーグNBAとbjに分裂していることに象徴されるガバナンスの欠如でした。先日、バウマン事務総長が来日して調整を図ったのですが、企業チームの容認など決して複雑ではない提案で、「この内容でも外圧がないとまとめられないのか」と失望しました。

bjリーグができたとき、「バスケがしたい」というスローガンの下でリーグを作った河内敏光氏を尊敬しました。しかし、東京アパッチの主催試合のインプレー中にコートサイドで名刺交換している河内氏の姿を見て、失望してしまいました。結局彼も、自分の利益が大事なのだと見えてしまったからです。

利害の綱引き状態では、この話は進展するはずがありません。川渕三郎氏がタスクフォースに参画するそうですが、外部に力を借りてでも日本バスケは立ち直らなければならないのです。これが、本当に最後のチャンスなのですから…