バスケのbjリーグは今週末にプレーオフが開催されますが、東京アパッチが最下位に終わってしまったので僕の興味はすっかり失せています。そんな中、驚かされるニュースが飛び込んできました。スーパーリーグに参加しているオーエスジーが、08年からのbj加入を検討しているとのこと。リーグを変わるとは言っても、これは野球のセリーグからパリーグに移るような簡単な話ではないんです。
日本バスケットボール協会はbjの存在を認めていないので、bjの選手は日本代表に選ばれることはないし、審判や関係者がbjに関わったというだけで差別を受けるという話すらあります。だからオーエスジーというチームがbjに加入するとしても、選手がどう考えるかは別問題です。それでも、スーパーリーグのプロ化の遅れに業をにやしての行動らしいので、今後の日本バスケ界には大きな影響がありそうですね。
ただでさえ福岡レッドファルコンズが資金不足で解散しているだけに、スーパーリーグの前途は多難です。しかも日本バスケ協会では、世界選手権で出した赤字の処理をめぐって対立が続いています。世界選手権のパンフで異常なほどに選手の情報が少ない反面、協会役員やスポンサーのあいさつばかり紙面を割いていて、協会の体質には落胆していただけに、納得できる状況ではあります。
bjを開幕以来見てきた僕にとっては、bjを中心にバスケ界が再編してくれたら、それは一番うれしい結末なんですけどね。
