【人事の話】2015新卒採用戦線

2015年度卒の新卒採用は、すでに最初のピークを越えています。今季の印象としては、各社の採用意欲が旺盛ということ。例年なら苦労しそうな学生でも、複数の内定を持っていたりします。そうなると、人事としては苦しいところ。内定を出しても受諾してもらえなかったり、いったん受諾しても後でひっくり返されたりというリスクが大きいのです。

2016年度卒になると、いわゆる「就職協定」が変わり日程が後ろ倒しになるので、今季のうちに確保してしまおうとする企業も多いようです。これから内定者をフォローして、他社に行かれないようにする工夫を各社が取ることになります。内定者懇親会という名目での飲み会はすでに開催されているようですが、場合によってはそこで「どうも自分が思っていた風土と違う」ということに気づく学生もいます。まあ、ミスマッチは早いうちに解消しておくのが、お互いのためですけどね…

僕の会社では、まだ採用予定数を採りきっていないため、これからまた選考が続きます。終わりが見えないだけに、担当者にとっては辛いところです。