【人事の話】逆求人イベント

ここ数年、理系エンジニア志望の学生を採用するためのイベントが様変わりしています。「逆求人イベント」は、学生がブースを開いたり発表をしたりするところに企業が訪問し、自社への応募を誘引するというものです。大学院生のみのイベントもあり、開発スキルのレベルはかなり高いものがあります。

そんな優秀な学生たちをチームに分け、チーム単位で開発したアプリやサービスを競う「ハッカソン」という形式も増えています。先日、竹橋で開催されたハッカソンの発表会に参加してきたのですが、学生と話をしてもまるでプロのエンジニアのような風格と知識を感じます。そして何よりも、自分たちの成果物に対する熱い思いが感じられ、とても刺激を受けました。

プリクラ画像を逆変換するアプリやプログラム言語ごとにコーディングで対決するウェブサービスなど発想も面白いし、UIやUXも十分に凝っていました。画面を遷移させるタイムラグやタッチパネルを活かした比較表示など、もう少しブラッシュアップしたら十分に稼げるサービスに化けそうです。

今日は、そんな学生のひとりが僕の会社を訪問してくれ、ランチを挟んでお話ししました。頭の回転の速さをうかがわせる会話のテンポは心地よく、またまた刺激を受けてしまいました。これも、人事の仕事の役得ですね!