【テルマエ・ロマエ】予想外の佳作

原作コミックスが、密かに会社でブレイクしていた「テルマエ・ロマエ」。奇想天外なストーリーだし、映画化してローマのシーンをどう撮影するのかという思いがありました。実際、劇場で見てみると、これが予想以上に面白い。コミカルな部分にシリアスさがスパイスのように効いていて、飽きさせません。

阿部寛はまさにローマ人っぽい濃さだし、若干無理やり感のあった上戸彩のキャスティングも、作品として見ると違和感はないですね。売れないマンガ家も、モデルルームの派遣社員もそれなりにこなしてしまっていました。続編も制作してくれるんじゃないかと期待をさせるような終わり方ですが、どうなのでしょうね。

家の近所の「王子シネマ」では、6時半以降の上映はペアで2,400円とお得です。会社の知人が日曜日に新宿ピカデリーでこの作品を見ようとしたら、2時間前でもすでに完売だったそうですが、王子シネマはガラガラでした。

http://www.thermae-romae.jp/index.html