【京都】相国寺・法堂の鳴き龍

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承天閣美術館を訪れる前に立ち寄った相国寺の法堂(はっとう)。その天井には「鳴き龍」として知られる狩野光信の蟠龍図があります。手を叩くと反響して、よく通る音が響きわたります。そのメカニズムもすごいと思いますが、単純に芸術作品としても迫力満点です。龍の表情も秀逸ですが、円盤状の板に構成されている龍の形が、小宇宙のようなまとまりをもって鑑賞者を見下ろすのです。

3月20日までの期間限定で「京の冬の旅キャンペーン」として、この法堂と開山堂の枯山水庭園が特別公開されています。地下鉄烏丸線今出川駅から近く、同志社大学キャンパスに隣接するような位置になるため、アクセスも良好です。撮影が禁止されているのは残念ですが、団体客も来ていたので仕方ないところですね。