【京都】アサヒビール大山崎山荘美術館

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JR京都線山崎駅、または阪急京都線大山崎駅から近いアサヒビール大山崎山荘美術館ですが、歩いてみるとかなりの急坂です。脚力に不安がある人は、送迎バスを利用した方がよさそうですね。ゲートに着いたのが9:51でしたが、開門の10時には20人ほどが待っていました。

開門と同時に早足で山道を登り、途中のレストハウスで荷物をロッカーに預けて美術館に到着したときは、他を引き離してトップでした。旧館の陶磁器やパルミラ遺跡の彫刻などをざっと見てから、本命の新館へ。ここは、パリのオランジュリー美術館を思わせるような空間で、モネの「アイリス」や「睡蓮」をじっくり堪能できます。特に今回は、まだ誰も追いついてきていなかったので、この空間を独り占めする幸運に酔いました。

モネの作品はなぜか陶磁器と一緒に置かれているものがあり、やや気が散ります。陶磁器も河井寛次郎だったりルーシー・リーだったりと見応えはあるのですが、ここはせっかくなのでモネに集中したい気がしますよね。こじんまりした美術館ですが、モネだけでも十分満足できると思います。

庭園もいい感じなのですが、紅葉には少し早かったのが残念です。美術館への道は、天王山の登山道にもなっているため、かなりの人が歩いていましたよ。

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/