【伊豆ダイビング】川奈・鵜島でボートダイブ

先週の台風の影響で、川奈では1週間ほどダイビングができない状況だったそうです。でも今日は、まるで春のようなポカポカ陽気で、水温もまだまだ高めと好条件の揃ったダイビングとなりました。1本目はボートで鵜島へ。砂地の中にそびえ立つ根に沿った豪快な地形と、小物の充実で楽しめるポイントです。

#1: 鵜島 / 水温24℃ 透明度10-12m 最大深度19.3m 潜水時間49分

透明度もなかなか良く、根の中層にはクマノミが群れています。亀裂の中にはツマグロハタンポ、根の上部には潮に乗るようにしてキンギョハナダイの赤い群れにソラスズメダイの青が混じります。そして下層をボラの群れが通り抜けて行ったり。

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ミナミハコフグの幼魚のいるポイントが3箇所あると聞いていましたが1つ目は空振り、2つ目は視認はしたものの引っ込んでしまって写真は撮れず。そして3つ目のポイントにもいなかったのですが、その近辺で泳いでいる個体を僕が発見しました。黄色の体色に黒い班点、そしておちょぼ口がチャームポイントの季節来遊魚です。黒潮に乗って南の海からやって来るものの、日本の冬を越すことができないために「死滅回遊魚」とも呼ばれます。

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そして、こちらはなんともトロピカルな光景。クマノミとミツボシクロスズメダイは、よくこんな感じで一緒にいることがありますが、日本の海のような気がしない光景ではないでしょうか。

実は、僕はこのダイビングの終盤に海面まで浮上してしまいました。ドライスーツが苦手ということもあるのですが、うまく空気が抜けたと思った次の瞬間に一気に浮いてしまったんです… ガイドの泉さんにも迷惑をかけてしまい、申し訳なく思っています。