サイパンでの2本目はラウラウビーチ。2年前にここで体験ダイブをしてからダイビングにハマってしまった、僕の原点とも言えるポイントです。
#2: ラウラウビーチ / 水温28℃ 透明度20-35m 最大深度15.6m 潜水時間49分
このポイントの定番はクマノミ城と呼ばれるほどの群生とギンガメアジの群れですが、残念ながらアジ玉は見られませんでした。クマノミの方は、日本では見られないオレンジフィンアネモネフィッシュ（画像）やダスキーアネモネフィッシュ。イソギンチャクやエダサンゴに群れるクマノミやミツボシクロスズメダイ、ルリホシスズメダイに癒されました。イソギンチャクの影には、イソギンチャクカクレエビもいましたよ。
そして、意外な登場はツノのような突起を伸ばしたホシテンスの幼魚。砂地を泳いでいたこの子は、近寄っても逃げませんでした。オヤビッチャのやテングハギの群れ、そして中層を漂うイカの列に差し込む日差しも綺麗でした。ここは地形もなかなか面白く、トンネル状になっていたり、洞窟のような光景を楽しんだりすることもできます。
終盤に登場してくれたのはスポテッドシャープノーズパファーというフグの仲間です。模様が妙に美しくて、思わず見とれてしまうほどです。最後はエキジットロープを伝って戻ってきましたが、海面近くは30℃を超える温かい海水があって、まるで温泉に浸かっている気分でした。2年ぶりのラウラウは、また違った表情を見せてくれて楽しかったです！
