【Automatic Loveletter】シンプルにロック

久しぶりに新宿のタワーレコードに出掛けてレコメンドコーナーで視聴していたのですが、1曲目のイントロあたりですでに購入を決めてしまったのが「Automatic Loveletter」のアルバム「Truth or Dare」でした。このバンドは、24歳の女性ボーカリストであるジュリエット・シムズの圧倒的な存在感をフィーチャーしています。

音は「グルーヴ感」というよりは、完全に「ドライブ感」。疾走するようなギターのリフに乗せて、ライブのような荒削りなボーカルがノリを作り出してくれます。#1「Heart Song」からすでにシンプルかつハードなロックで魅了してくれ、#2「Don't Let Me Down」は下手をしたらベタなポップスに成り下がりそうな曲調を、ボーカルの存在感とアレンジで名曲に仕立てています。

何気なく聴くと、どれも似たような曲に聞こえないこともないけれど、歌い方、節回し、アレンジで巧みに味付けを変えています。純粋にバラード調の曲を入れていないので、同じ気分のままアルバム1枚分突っ走りたい気分のときには最適。僕は、朝の通勤途中に気分を盛り上げるような聴き方をしています。ジュリエットのボーカルは、まだまだ進化しそうな予感。今後の活躍にも期待できそうです。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/automaticloveletter/