【のだめカンタービレ】24巻は番外編

もう完結してはいるのですが、番外編の連載が続いているという情報はキャッチしていたので、期待していた「のだめ」の最新刊コミックが発売になりました。パリ編では出番のなかった峰や真澄、清良や菊池も参加するR☆Sオケのオペラを主題に展開するストーリー。のだめはチョイ役で、千秋にフォーカスが当たっています。

僕はかつて学生オケに所属していたのでオケのことはわかるのですが、基本的にオペラがあまり好きではなく馴染みもないので、この話は新鮮でした。声楽とオケでは指揮者の役割もかなり違ってくるので、そのあたりの描写が興味深いです。

一方、「のだめ」のキモであるギャグは全体的に控えめです。声楽パートを中心に小ネタは満載ですが、これまでとはテイストが違っている印象ですね。これはこれでおもしろいのですが、もともとの「のだめ」ファンには物足りないかもしれません。