【のだめカンタービレ】25巻アンコールオペラ編

一時はブームになっていた「のだめ」も、もはや平積みでコーナー展開するほどの勢いはないようです。本編のコミックス発売時には、付録をつけたパッケージが予約で売れまくっていたのに、番外編となった25巻は発売日の昨日12/13にひっそりと並べられていました。

内容も、笑いを取るシーンはかなり抑え気味。唯一笑えたのは、のだめのピアノリサイタルに親族一同が福岡から上京してくる部分でしょうか。オペラの歌詞に沿って展開するあたりは、オペラにまったく興味のない僕にとってはついていけません。笑いを狙っているのであろうカットでも、いまいちツボを外しているようで煮え切らないんですよね…

書き下ろしの番外編「ターニャ・カンタービレ」の方がおもしろいですが、16ページで盛り上がりかけたところで終わってしまうのが残念です。本来は、本編で終わっておくべきだったのでしょうね。まさに「蛇足」を地で行っていますが、それでもファン心理としては読みたくなってしまうのです。

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