【Lady Gaga】The Fameを見直す

もともとLady Gagaには興味を持っていたのですが、今年のグラミー賞のステージをきっかけにアルバムをちゃんと聴いてみようと思いました。どうもあの奇抜でエロいルックスのせいで、「喰わず嫌い」になっていたんですよね。グラミーのステージもエロさ全開だったけど、楽曲の出来の良さを再発見したということなのです。

2008年にリリースされた「The Fame」は、ジャンルでいえばダンスかポップなのでしょうが、R&Bやエレクトロニカ、ヒップホップなどの要素も感じられます。シンセを効果的に使っているのは、自らが演奏するからなのでしょう。オープニング・チューンの「Just Dance」から、シンセのキャッチーなリフがノリを作り出します。4つ打ちのバスドラにインパクトのあるベースラインが乗れば、グルーブ感は十分。朝から気分がハイになってしまうような出来になっています。頭に残ってしまう「Poker Face」のサビの部分も、僕のお気に入りです。

Lady Gagaという芸名は、クイーンの「Radio Gaga」から来ているようです。この曲は、クイーンにしてはポップ色が強く、ドラマーのロジャー・テイラーが書いたという意味でも珍しさのあるもの。彼女のイメージとこの曲はだいぶかけ離れている印象ですが、何となく通じるものもあるのかもしれません。

http://www.ladygaga.com/splash/