【グラミー賞】松本孝弘が受賞

今年のグラミー賞の目玉は、何といってもラリー・カールトンとのギターデュオで受賞した「Tak Matsumoto」ことB'zの松本孝弘ですね。この他にも上原ひろみ内田光子らも受賞したことで、日本人ミュージシャンの活躍が脚光を浴びました。僕にとっては、東京JAZZでライブを楽しんだカールトン&タクの受賞は感慨深いものがあります。東京国際フォーラムのライブでは、いまいち居心地の悪そうな印象だった松本でしたが、この日は本当にうれしそうでした。

ライブパフォーマンスでは巨大な卵のような器から登場したLady GAGAの存在感が圧倒的でしたが、楽曲の出来まで含めるとエミネムがリアーナと歌った「Love the Way You Lie」がよかったと思います。ジャスティン・ビーバーの忍者は、ちょっと色物っぽく、結果的に彼が受賞を逃したのはよかったと思っています。

意外だったのは、グウィネス・パルトロウ。本職は女優なのに、あんなにも歌い込んでしまうパフォーマンスは素晴らしかったですね。ここまでできるなら、いっそのこと夫であるコールドプレイのクリス・マーティンと共演して欲しいものです。全体的には渋めのパフォーマンスが多く、ミック・ジャガーバーブラ・ストライザンドなど大御所中心だったことには、若干の物足りなさも感じました… やっぱり、もっと旬なミュージシャンを見たかったのです。