【グラミー賞】新星テイラー・スウィフト

月曜日の夜に、WOWOWの編集版でグラミー賞授賞式を楽しみました。いきなりレディーガガとエルトンジョンのデュオという意外なコラボに始まり、すでにテンションが上がってしまいます。来日公演を終えたばかりのGreen Dayは「21st Century Breakdown」でベストロックアルバムを受賞した上に、演奏まで披露してくれました。

ステージを彩ったのは、前衛パフォーマンスを思わせるほどに上質に作り込まれたP!nk、そして持ち前のエロさを発揮したLady Gagaでしょうか。Lady Gagaは見た目の派手さが先行して僕はやや敬遠していたのですが、曲そのものや歌唱まで含めてなかなかのものですね。聴いてみようという気に、十分させてくれました。

演奏する曲を投票で決めたBon Joviは、結局「Livin' on a Prayer」を披露。ただ、彼らはやっぱりこういう舞台では「よそいき」な雰囲気で、おとなしめな演奏ですね。単独ライブで見せてくれるような熱気を感じることができなかったのは、ちょっと残念でした。

一番の目玉は4冠に輝いたTaylor Swift。彼女は基本的にはカントリーのシンガーですが、かつてBon Joviもカントリーで受賞している事実もあるので、ジャンルの垣根が低くなっているのかもしれませんね。彼女の「You Belong with Me」のPVを見ると、なんとなくTommy February6を思い出してしまう映像なのですが、曲調は確かにカントリーなんですよね。受賞のコメントで「自分を信じて全曲書かせてくれたレコード会社に感謝」と言っていたので、彼女のソングライティングの実力を確かめてみたい気になっています。