【コールドプレイ】@さいたまスーパーアリーナ

現地日曜日にロスアンゼルスで、グラミー賞を受賞したばかりのColdplay。実質的には中1日での来日公演です。会場のさいたまスーパーアリーナには、アングロサクソン系っぽい外国人の姿も多く見られました。まずはオープニングアクトのJohn Hopkins featuring Davide Rossiから。まるで現代芸術の展示を見ているかのような、映像+エレクトロニクスにヴァイオリンがからむ上質な音楽を楽しめました。

セットチェンジにかなり時間をかけ、Coldplayの登場は開演から1時間以上経ってから。しかし、「Life in Technicolor」のイントロとともに、雰囲気は一気に盛り上がります。「Violet Hill」など5曲を一気に演奏した後、日本語を交えたクリスの「LAでのグラミーの授賞式から、そのまま日本にやってきた」というMCに拍手が沸き起こりました。

「Yellow」「Fix You」などの旧作からの曲も聴かせてくれ、「Talk」はリズミカルな別アレンジ・バージョンでした。クリスのボーカルはもちろん素晴らしいけれど、ピアノやブルースハープまで演奏するあたりは本当に器用です。ドラムスのウィルがギターを抱えて、弾き語りもありました。しかもこの曲を含む2曲は、メインステージを下りて後方の客席(ブロック指定)の真ん中に設置されたサブステージで演奏されました。後方のお客さんは、大喜びでした。一番盛り上がったのは、やはり「Viva la Vida」。2日前にグラミー授賞式で演奏された曲を、生で聴けるというのも感動モノですね。

ステージングもかなり凝っていて、レーザーあり紙吹雪を仕込んだ風船あり、クリスの楽しそうなMCとも相まって素敵なステージが繰り広げられました。旺盛なサービス精神が伝わってきて、メンバーも観客もその空間を楽しめたのは素晴らしいです! 大満足の公演でした。開演前には[+++Mature Life+++ ~心豊かに暮らしたい~]のさちこさんとお会いして、プチオフもしちゃいました。