【グラミー賞】サム・スミスが4冠

LAのステイプルズ・センターで開催された第57回グラミー賞授賞式は、サム・スミスの圧勝に終わりました。確かに声は素敵だし曲もよいのですが、あまり印象に残らないんですよね。昔のトム・ハンクスを思わせるような「とっちゃん坊や」のイメージもあって、どうも感情移入して聴けないのです。

ただ、サム・スミスメアリー・J・ブライジのパフォーマンスはしっとり聴かせてくれてよかったです。これに限らずゲストによるパフォーマンスは、例年通り見どころ満載。AC/DCのベテランらしい演奏で始まると、トニー・ベネットレディー・ガガのデュエットがあれば、ファレル・ウィリアムスにラン・ランのピアノが絡んだり、ベックとクリス・マーティンのデュオが聴けたりと楽しめました。マドンナやビヨンセも貫禄十分のステージでしたね。

WOWOWの中継では、MAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニーがレポーターとして登場。ゲストでスタジオにやってきたKISSのジーン・シモンズとは立ち位置が似ていると思いました。二人とも目立つステージングながら、音楽やトークは意外と普通ですから…

http://www.wowow.co.jp/music/grammy/news_performer57.html