【バレーボール】日本で資金稼ぎ?

日本バレーボール協会のサイトによると、このワールドグランプリっていう大会は「世界トップチームをアジア地区に集め、バレーボール技術の向上とテレビ放送によるバレーボールの振興・普及を目的に創設した、スポーツ界に類を見ない世界大会」だそうだ。早い話が「客の集まる日本で金を稼ぐためにやってる、スポーツ界の異端児的な大会」だよね。

しかも日本は予選ラウンドを戦っているのに、決勝ラウンドの出場権は最初から持っているという、訳のわからないシステムになっている。まさに日本チームとジャニーズで客を集めようっていう意図がありあり。スポーツ観戦好きな僕には悪い話じゃないけど、必要悪みたいな気もする。

さて、日本女子はポーランド、韓国に勝って順調に滑り出した。これまでと何が違うって、僕の目には「ブロック」に見える。それは、「日本のブロックが決まっている」ということと、「相手のブロックをよく見てアタックしている」ことの両面なんだ。言い換えれば、相手がよく見えていて、頭を使ったバレーをやってるっていうところだね。アテネでは、特に栗原あたりが「ただ思いっきり打つだけ」のプレーが目立ったから、チームとしては確実に進歩しているんだと思う。話題性、スター性だけに走らず、ちゃんと強化していってほしいよね。