【北京オリンピック】開幕~第2日

いよいよ北京オリンピックが開幕しましたね。昨日の開会式は、石原慎太郎東京都知事も「長すぎた。内容を減らすべき」という趣旨の発言をしたようですが、僕も同感です。確かに演出は素晴らしいし、おそらく自由主義社会では真似のできない構成だったと思います。しかし、翌日から競技を控えた(そういう選手は開会式には出席していないことでしょうが)選手もいる中で、あれだけの長い時間をかけたのはスポーツイベントとして本末転倒だったのではないでしょうか。

まだ序盤ですが、気になるのがテレビ中継のミスの多さ。開会式でも各国選手団に関するコメントが間違いだらけだったし、体操やサッカーでも実況担当者の準備不足が目につきます。それ以上に不快だったのは、開会式の実況。オリンピック旗や聖火の入場を静かに見せてくれればいいのに、ゲストの谷村新司に余計なコメントを求めてしまうあたりは、NHKの「民放化」を感じました。

さて競技ですが、日本選手団はいきなり動きが固いですね。アテネでの結果は出来すぎだったので、そこまでは求めていませんが、柔道も重量挙げもサッカーも世論は期待し過ぎですよ。三宅宏実なんて、自己ベストを出さないとメダル圏内ではないのに、「最初のメダルか?」なんて盛り上げるし… 谷亮子は順当、体操男子の予選はかなりがんばったのではないでしょうか。サッカー女子のアメリカ戦も、内容的には健闘していたと思います。女子は3位の上位2チームも決勝トーナメントに進めるので、まだチャンスはあります!