【コーラ】新製品チェック

以前にも、僕が子どもの頃からコーラを水代わりに飲んで育ったことはご紹介したと思います。そんな僕の一番のお気に入りはペプシNEXですが、コカコーラもこれに対抗して「ゼロ」を投入してきました。率直な僕の感想は「これでNEXと差別化できるのか?」という疑問です。

コカコーラは同様のコンセプトの製品「C2」を発売し、あっさりコケてしまった苦い経験があります。「C2」は人口甘味料の味を極力抑えた結果、無味「微」臭、つまり風味はコーラだけど味がしない製品にしたことが失敗の要因だったように思います。しかし、だからと言って「ゼロ」は「NEX」とあまり違いを感じないので、後発製品としてこれでは勝てないのではないでしょうか。

http://www.cocacola.co.jp/products/lineup/details/cocacolazero.html

さて、一方のペプシはまったく新しいコンセプトのコーラ「アイス・キューカンバー」を期間限定で投入しました。さすがにこのあたりは、ペプシの日本での販売権を持つサントリーマーケティング戦略のうまさが発揮されていますね。コーラにキュウリ味と意表を突いてはいますが、実際のところキュウリというよりは「薄いメロンソーダの味」という印象です。生キュウリが苦手で、京都・大原界隈で売られている冷やしキュウリを買う人が信じられない僕でも、違和感なく飲めました。

http://www.suntory.co.jp/news/2007/9803.html

この夏のコーラ戦争は、どうんな結果に終わるのでしょうか。ビール戦争以上に興味津々です。