【ロシア美術館展】ロシアは広い

東京都美術館でこの週末まで開催している「サンクトペテルブルク・国立ロシア美術館展」を鑑賞してきました。予想通り王家の肖像画的な作品が多く、美術的に印象に残った作品は3~4点でしたが、それでも久しぶりにヨーロッパの絵画をたくさん見ることができたので満足です。

「ヨーロッパの絵画」とは書きましたが、タイトルにも記載したようにロシアは広大で、中央アジアから極東アジアまでもがロシアなわけです。モンゴル風のパオと衣装を描いた作品を見て、チンギス汗のモンゴル大帝国時代に思いを馳せました。実は弟と「ウラジオストックかサハリンに行ってみたい」と話をしているのですが、香港やグアムよりも近いところにコーカソイド(白人)のコミュニティがあるっていうことの実感が湧かなくないですか? それをこの目で確かめてみたいんです。

さて、この展覧会で一番印象的だったのは絵画ではなく、この磁器でした↓↓↓
http://www.rusmuseum.jp/gallery/page_031.html

こちらの面にはサンクトペテルブルクの風景が描かれていますが、裏面はピンク一色に金メッキという派手な一品。ところが、全然悪趣味ではないんです。これのレプリカを売っていたら買いたかった程です(もちろん、ありませんでしたが)。

期待し過ぎて鑑賞すると不完全燃焼で終わりそうですが、ちょっと覗いてロシアの雰囲気に浸ろうかというつもりで行けば、結構楽しめると思います。

http://www.rusmuseum.jp/index_pc.html